講師紹介
平田 耕一
担当:化学・地学・数学
授業で指名して答えさせる
ということはしていません
化学、ときどき地学、ところにより一時数学
1968年生まれ、長崎県長崎市出身。東京理科大学大学院を卒業後、総合化学会社の研究開発部門に就職。フラスコを使ってのmg、gスケールの研究から、工場施設を使ってのkg、tスケールの試作品開発まで経験。定年退職後はと考えていた沖縄での生活にだんだん心が傾いていき、30歳を目前に退職して沖縄へ。中学受験・高校受験を対象にした学習塾で10年間働いた後、より化学の知識を活かせる大学受験指導の道を目指し、即解ゼミへ。化学、ときどき地学、ところにより一時数学、といった感じで授業を担当し、気づけば10年越え。どおりで白髪が増えたわけだ。
まとめながら暗記する方が、効率もよく応用も利く
大学受験での数学や理科というのは、知識を持ち、法則・現象を理解し、それを応用して、最小限のヒントから制限時間内に答を導き出すという、言わばクイズのような科目。無限のパターンを暗記して対応するのには無理があるので、理解した上で問題を見たその場で考えるという力がどうしても必要になってきます。知識と理解とその応用思考。この3つの配分に関しては、数学や物理と比較すると、化学は知識の配分が少し多い科目です。その知識の範囲の中にも法則と例外が存在するので、ただただ暗記するよりも、理解してまとめながら暗記する方が、効率もよく、応用も利きます。
「ここ、何だった?」と全員に問いかける
私の授業の中では、ここは覚えておくべき知識、これは例外なのでよく試験でも出題される、この法則のポイントはここ、だからこう考えて解いていく、などのポイントや理由もきちんと説明していきます。また、授業の中で指名して答えさせるということは敢えてしていません。化学が苦手で分からないのに指名されるのなら授業に出たくないという生徒も一定数は居るので。その代わり、授業中には全員に問いかけます。「ここ、何だった?」、「さっきも出てきたよね。重要ってことだよ。覚えてる?」と。授業に「出席」ではなく、きちんと「参加」する意識でいてくれたら、ポイントも身についていくはずです。 化学が苦手という方も、ぜひ授業に「参加」してみてください。