講師紹介
岩瀬 巌
担当:英語
自分を信じて己の可能性を
広げていけるよう支援します
中上健次に覚醒させられた10代
10代の頃に夏目漱石の全著作、明治期の文豪から、ノーベル文学賞受賞者である大江健三郎を含む昭和に至る膨大な作品を分析するが、中上健次に覚醒させられ肉体と情念をテーマに自分の方向性を決める。それは、机上の空論の敗北であり、人間存在の実存がすべてであること、従ってまず自ら力をつけ、我武者羅な行動こそ中心にするべきだという認識の結果であった。力なき正義は無効なり、人は物語ではなくあるがままに生きている。ここから自分は行動を中心原理に生きることを決意した。実戦空手・総合格闘技に力を注ぎ、ダイビングインストラクターにもなった。一方、20代前半から予備校講師となり、幾多の予備校で人気講師となる。 サウスウエスタン大学卒業。英検1級。宮本武蔵の二天一流を範とし、自己研鑚の日々を送る。生徒にも学びを通じて自分を信じ己の可能性を広げていけるよう支援したいと考えている。
海外留学に赴いた理由は、この国の未来を考え、自分の力を世に還元したい、との想いからだった。相当に準備に時間をかけ、語学力的には外国人と席を並べて討論するところまで訓練した。そのまま、海外でNGOに残っていく選択肢もあったが、海外の状況をみて、家族を巻き添えにできない、と考え、日本に戻った。現在、予備校講師として、多くの生徒に恵まれ、若い世代に対し、来る未来を切り拓いていける立場にいる。これからの未来は、激動の時代がやってくるという思いがある。学生たちに、真の意味でのサバイバルをしていただき、世に有意なる行動をしていけるように支援したいと考えている。
コミュニケーション英語の時代にむけて
共通テストは、時代の必然。黒船は既に来ているのだから、それに挑み、かつ、荒野に自ら挑戦していこう。コミュニケーション英語は、海外の人間と同じ土台で闘えるようにする改革。使える英語という観点から、プラスに捉え、そして、どん欲に挑もう。
海外生活では、様々な国の学生たちが友人だった。地球の裏側から、紛争がしばしばおこる国から、様々な背景を持った人たちだった。彼らは豊かな国から、また、途上国から留学しに来ていた。しかし、すでにIT技術は世界中にいきわたり、アメリカ人の持つ書籍は既に電子ブックで学習していた。世界は良い意味で平均化し、一方、逆の意味で日本も平均化されかつての優位性は過去のものになったことを肌で感じた。日本人の若者は、中国や韓国、台湾の者に道を譲り、後ろから付き従う状況になっていないか。自分が、英語教育に携わることで、一人でも多くの学生がこうした取り返しのつかなくなるかもしれぬ状況を、サバイバルし、世に有意なる貢献をしてもらえれば、そう考えて、黒板の前に立つ。
王道で教える英語
即解ゼミでは、読解の仕方、文法、精読、速読、単熟語、さらにリスニングの取り組み方を、徹底して教授したいと考えている。ただし、受験は長い期間ではない、だが、若い人たちには伸び代がある。私自身が短期間で成績を上げてきた(文系教科は特に強く、中高全国模試で、それぞれ全国1位。英検1級も留学前に挑み、1発合格)。王道で教えるとは、付け焼刃や単なる受験英語で終了ではなく、生涯にわたって継続できる勉強法である。これから、この日本は変わっていくだろう。その時、再び英語に向かい合う多くの人が出てくるはずだ。その時、この受験期の英語学習法は、きっと支えになるはずだ。その意味で、己を信じて自ら可能性を追求できるよう支援したいのだ。努力を信じて、自分を徹底して鍛え上げよう。