講師紹介
田中 陽一
担当:英語・物理・数学
英語だけでなく、幅広いニーズに
全力でお応えいたします。
生まれは奈良、沖縄には大きな恩
出身は奈良県生駒市、とはいえ奈良にいたのは高校までで人生の大部分を沖縄で過ごし、おそらくこのまま沖縄に骨を埋めるつもりです。自身の受験はあまり成功したとは言えず、今振りかえれば間違いだらけの受験勉強でした。かつて沖縄でダイビングをしながら琉大に在籍していた親戚の「楽しかったよ」との勧めで軽い気持ちで渡沖を決定。高校の物理の先生と懇意にしていたこともあり、こちらも軽い気持ちで物理学を専攻することに決めました。今振り返れば、とても生徒達には真似させられない非常に安易な人生の進路決定でした。
思いがけず始まった沖縄での学生生活は思いのほか楽しいものでした。卒業後は出版社営業での激務を経験し、ここでは社会人としての仕事への姿勢を鍛えていただきました。その後学生時代から関わりのあった塾業界に突入。大学時代から、自己流で英語の勉強を続けていたせいもあり物理と数学を教えつつもいつのまにかメインの指導科目は英語になっていました。後に、この専門が理系でありながら英語の知識もあるという強みが生き、沖縄県対象の第1期国費留学生選抜試験に合格。一旦塾業界から離れ、音楽とビールの都オーストリアはウィーンにて20か月、極低温物理を専門としてオーストリア国立ウィーン工科大学に在籍しました。音楽にもビールにもあまり関心がなかったのはもったいなかった…。もう20年ほども前の経験になりますが、出発前の表敬訪問にて面会させていただいた当時の総理大臣橋本龍太郎氏の貫禄は今でも鮮明に覚えています。
帰国後は再び予備校業界でお世話になり、思いのほか幸せな日々を送っています。この今の恵まれた状況のほとんどは沖縄に来たことがきっかけであり、第2の故郷沖縄には感謝の気持ちでいっぱいです。
理系ならではの合理的な説明と楽しさを追い求めて
本来は年単位の時間をかけるべき言語学習ですが、受験対策での英語学習においては時間があまりにも限られています。特に私が主に担当している英語を苦手科目とする生徒の多くは受験に直面した3年生の4月から本格始動するため、一年未満という短い時間で5,000語以上のハイレベルな長文問題で得点できる術を身につけなければなりません。そのため授業内では徹底して無駄を省き、共通試験英語で必要な部分だけに絞り込んで指導することを心がけています。限られた時間内で得点力を付けるには英語力だけで勝負するだけでなく問題分析も欠かせません。理系出身者特有の分析力を生かし、選択肢や質問傾向を観察し、できるだけ効率よく、読めない場合もなるべく正解ににじり寄ることのできる術を日々考えつつ教材を準備しています。授業内で気にかけていることのもう一つは教室に来てくれている生徒のリアクション。苦手な英語の話を頑張って聞きに来てくれているのですから、少しでも笑顔にできればと日々苦心しています。どちらも終着点の無い目標で自分自身まだまだですが、「短期で得点力を付け、しかも楽しい」授業を究極の目標として頑張りたいと思っています。
強みは汎用性、気軽に話しかけてみて
田中は便利です、メイン指導科目は英語ですが専門は物理学です。実際生徒からの持ち込み質問のほとんどは英語ではなく数学と物理です。その他にも情報知識や社会知識の疑問、企業での社会人経験や留学形経験からの進路面でのアドバイス、などなど皆さんの幅広いニーズには自分の守備範囲に関わらず全力でお応えいたしますので、ぜひ校舎で見かけた際には声をかけてみてください。
1972年生まれA型 | ||
出身 | 奈良県 | |
専攻 | 物理 |